今回は予告通り【桜の古舞】についてです。
といっても私、華月が語るのではなく全然出番の無いキャラ自身に語っていただきます。
今回出演するのは本編のオリジナルキャラ二人です。
誰か分からないと言う方は【桜の古舞】設定をご覧下さい。
ただし裏話というよりただの語りなので見なくても全く話に支障はありません。
といっても私、華月が語るのではなく全然出番の無いキャラ自身に語っていただきます。
今回出演するのは本編のオリジナルキャラ二人です。
誰か分からないと言う方は【桜の古舞】設定をご覧下さい。
ただし裏話というよりただの語りなので見なくても全く話に支障はありません。
『接木・日永の談話室』
接木「はいはい、始まりました第一回【桜の古舞】裏話コーナーです。
お話は書翰室隊五席 接木と」
日永「書翰室隊副隊長 日永です」
接木「日永副隊長わざわざ付き合ってくれてありがとうございます」
日永「いえいえ、どうせ隊長がお散歩中なので仕事も進みませんし・・・」
接木「また逃げたんですか・・・」
日永「梅雨に入って最近雨ばかりだったので晴れた日は危険だなとは思っていたのですけれど(溜め息)」
接木「気分を変えて、まず書翰室隊の仕事内容です」
日永「正式名称『瀞霊廷特別情報処理書翰室管理部隊』の主な任務は尸魂界と現世におけるありとあらゆる情報の収集、それをデータ化し、管理する事です」
接木「僕はあまり行った事がありませんがまだ仕事がありますよね」
日永「はい、でもこれは時が来ればハッキリするのでここでは伏せておきますね」
接木「データ化つまり資料作りなんですがあれってめんどくさいですよね。
お陰でどんどん知識が増えていきますよ」
日永「資料作成は自分たちがそれを理解していないと出来ませんからね。
だから隊員は皆物覚えが良いのですよ。
これは書翰室隊員たるための適性です」
接木「他の隊からの要求で資料を探す時皆さん迷いませんしね」
日永「隊舎の中央にそびえる円柱型の資料室はとても広いし、それでも入らない物や頻度の少ない物は外の分館に置いてあります。
更に中央資料庫は地下にも収納場所があるので資料捜しは一苦労です。
それでも隊長や私のような古株は書翰室隊結成当初からいますから殆ど覚えています」
接木「地下はマル秘の資料でしたよね。僕行った事無いんですけど」
日永「ではこれが終わったら行きましょうか」
接木「そんなに簡単に見せていいんですか!?」
日永「書翰室隊員なら見ておかなければなりませんし、あそこは大型の機械があるので使い方も知ってもらいたいですし」
接木「機械があるんですか?」
日永「機密事項などのデータはは何重にもロックが掛かっています。
それを開けると見えるわけなのですがその他にも色々と機能があります」
接木「うわぁ、まだまだ覚える事が山積みですね」
日永「書翰室隊は他の隊に比べとても人数が少ないです。
それは書翰室隊としてやって行ける者がとても限られているからです。
それでも接木は選ばれたのですからこれくらい直ぐに覚えられますよ」
接木「そういえば隊舎内は中央資料庫以外許可が無くちゃ立ち入り禁止でしたよね」
日永「これは中央四十六室が取り決めた事でもしも勝手に入られて重要書類などを見られない為と隊長の為です」
接木「前者は分かりますけど後者はどういう事ですか?」
日永「書翰室隊の仕事において顔を隠さなければならない時があります。
それはフードで隠しておけばいいのですが、そうもいかない時もあります。
その時他者に顔を知られていない隊長が行います」
接木「室長が出動ことは少ないですけど帰って来ると部屋に籠る事が多いですよね」
日永「そうですね。死神は生と死のバランサーですからこの世界の為に時には手を汚さなければなりません。
その様な事を少女にさせる四十六室の気が知れません」
接木「室長が真央霊術院を卒業と同時に書翰室隊が出来たそうですね」
日永「心優しい隊長は霊術院入学前からこの道を進む事を決めておられました。
誰かがしなければならない役目だと」
接木「なんか室長が可哀相になってきました・・・」
日永「隊長はただの女の子です。同世代とお喋りなどして花を咲かす歳ですが四十六室はあの方に書翰室隊長という不自由を課したのです。
しかし隊長格以外の者に書翰室隊の裏の仕事についと話してはならぬ規則に一つの例外を加えられました。
それは朽木隊長です」
接木「六番隊長で室長の恋人ですよね」
日永「四十六室も少しは情があったようで彼女が書翰室隊長の名を背負い不自由を受け入れるのであれば、幼い頃からとても親しかった朽木隊長にだけはこの先隊と自身の本当の姿を告げる事を許しました。
朽木隊長は当時朽木家次期当主であり隊長となる器でしたのでどうせ知る事になると踏んだのでしょう。
それでも隊長は朽木隊長に姿は見せても隊の事を話しませんでした」
接木「何でですか?折角許しが出たのに」
日永「私も尋ねましたが『けじめが欲しい』と言っておられました」
接木「茶菓子が大好きで毎日逃亡しているだけじゃないんですね」
日永「皆過去に色々とありますが、あの方に救われ集いました。
それは彼女だったからです。多分我々は彼女以外の隊長には付いて行かなかったでしょう」
接木「お話を聞いて室長の事がどんどん好きになりました!」
日永「それはよい事です。
さてそろそろ餌を撒く時間ですね」
接木「餌ですか?」
日永「午後のおやつに釣られて隊長が帰って来ます。そこで身柄を確保します」
接木「流石日永副隊長!室長の次に尊敬します」
接木「それでは今回はこの辺で。機会があれば次回またお目にかかりましょう」
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自己紹介:
誕生日本によると私は
実年齢より若く見られる。
とらえどころのない不思議な子ども。
無理をせず「今」を生きる。
らしい。
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