受験生なのに本紹介

最近読んだ本紹介(これでも受験生)

 

友達に進められた事から読み始めた『妖怪アパートの幽雅な日常』シリーズ。

全部で１０巻完結予定だったかな？

最新刊は７巻で１０月に発売されたばかり。図書室から毎月配付される新書紹介の紙にこの名を見て、その日の昼休みに直ぐさま借りに行きました。

そして学校から帰って即読みました。

 

ちなみに漫画ではなく児童書です。

内容はタイトル通り、高校入学を機に一人暮らしを始めた主人公・夕士。彼が住み始めたアパートはなんと正真正銘の妖怪アパート。

何がいてもおかしくない。妖怪か幽霊か人間か分からない様な人達に囲まれて夕士が少しずつ、とっても広く自分の考えを広げていくお話。

 

 

結構涙腺にグッときました。

小学生が読むにはちょっと大人めで(だって普通にセックスのあり方について書いてあるんだもん)だけど思春期を迎える子に読んで欲しい一冊。

シリアスもあるけど笑いも有り！

たとえば夕士(男)がママに成ったり、クラスの女の子から色々と怪しい目で見られたり。

思わず笑って、自然と考えさせられたり、うるっと込み上げてきたり。

毎回沢山名台詞が出て、作者を尊敬してしまいます。

 ちなみにこの本を紹介してくれた友達と共通して「おもしろい」と思っているところがありまして、それは主人公・夕士とその学校の教師・千晶とのからみです。(別に変な意味じゃありませんよ)
かっこよくって、生徒を気遣うなかなか良い先生ですが、体の調子が悪いので夕士が気に掛けます。
二人で色々話したり、事件に遭遇したりするのが第６巻だったのですが、なかなか笑えました。

 

 

 

 

 

あと、『図書館革命』も読んでしまいました。

何だよ！初めっからラブラブ振り撒きやがって！

そんなだから・・・・そんなだから・・・・

何度も胸キュンしちゃったじゃないか！！

これが原因か、もう友達に「恋人にするなら上限１０歳」って公言しました。

 

二人のギクシャクっぷりがいいし、傍らの二人もギクシャク。

いいなぁ～こんな恋したい～と思いました。だからといって、良化隊と交戦はしたかぁないですけどね。

兎も角胸キュンしたいなら図書館シリーズはいいですょ。

否、それだけじゃなくて文章の構成などもいいですよ。

作者・有川さんってどんな頭してんだろうってくらい何度も読み返さないと誰がどんな手を回しているのか分からなくなります。

で、分かったらなるほどと思えます。

政治的策略、戦闘、友情、恋愛を盛り合わせた一冊でした。